Excelでの日数計算は、ビジネスシーンでのスケジュール管理やプロジェクト管理において非常に重要なスキルです。特に、「DAYS関数」と「NETWORKDAYS関数」は、期間の日数を計算する際に重宝される機能です。この記事では、これらの関数の使い方を詳しく解説し、効率的な日数計算の方法をマスターするためのヒントを提供します。また、祝日を考慮に入れる方法や、休日を設定してネットワーク日数を計算するテクニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Excelで日数を計算する方法|DAYS関数とNETWORKDAYS関数
Excelでは、日数の計算を簡単に行うことができる方法が二つあります。それは、DAYS関数とNETWORKDAYS関数です。
DAYS関数とは?
DAYS関数は、二つの日付間の日数を計算することができます。例えば、2022年1月1日から2022年12月31日までの日数を計算したい場合、DAYS関数を使用することができます。関数の書式は以下の通りです。
=DAYS(終了日, 開始日) |
NETWORKDAYS関数とは?
NETWORKDAYS関数は、二つの日付間の営業日数(土日を除く)を計算することができます。これは、業務でのスケジュール管理やプロジェクト管理などでよく使用されます。関数の書式は以下の通りです。
=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 休日) |
休日は任意の引数で、特定の日付を休日として指定することができます。
DAYS関数とNETWORKDAYS関数の違い
DAYS関数は、二つの日付間の総日数を計算します。一方、NETWORKDAYS関数は、二つの日付間の営業日数を計算します。これらの関数を適切に使い分けることで、より正確な日数計算が可能となります。
DAYS関数の使用例
例えば、2022年1月1日から2022年12月31日までの日数を計算する場合、以下のようにDAYS関数を使用します。
=DAYS(2022/12/31, 2022/1/1) |
この結果、365が返されます。
NETWORKDAYS関数の使用例
2022年1月1日から2022年12月31日までの営業日数を計算する場合、以下のようにNETWORKDAYS関数を使用します。
=NETWORKDAYS(2022/1/1, 2022/12/31) |
この結果、営業日数が計算されます。休日が指定されていないので、デフォルトで土曜日と日曜日が除外されます。
よくある質問
ExcelでDAYS関数を使って日数を計算する方法は?
Excelで日数を計算するには、DAYS関数が非常に便利です。DAYS関数は、終了日と開始日との間の日数を計算することができます。例えば、=DAYS(終了日, 開始日) と入力することで、2つの日付の間の日数が計算されます。この関数は、休日や週末を考慮せずに純粋に日数を計算したい場合に適しています。
NETWORKDAYS関数とは何か、それを使って営業日を計算する方法は?
NETWORKDAYS関数は、Excelで営業日(平日)の日数を計算するための関数です。この関数は、週末(土曜日と日曜日)を除外し、さらに任意の休日を指定して日数を計算することができます。例えば、=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 休日) と入力することで、開始日から終了日までの営業日の日数が計算されます。休日は、休日の日付が入力されたセル範囲を指定します。
DAYS関数とNETWORKDAYS関数の違いは何ですか?
DAYS関数とNETWORKDAYS関数の主な違いは、期間内の休日や週末を考慮するかどうかです。DAYS関数は、指定された2つの日付の間の総日数を計算し、休日や週末を考慮しません。一方、NETWORKDAYS関数は、週末(土曜日と日曜日)を除外し、さらに任意で指定された休日を考慮して営業日の日数を計算します。したがって、純粋な日数を知りたい場合はDAYS関数を、営業日数を計算したい場合はNETWORKDAYS関数を使用します。
Excelで日付間の休日の数を計算する方法は?
Excelで日付間の休日の数を計算するには、NETWORKDAYS.INTL関数を使用します。この関数は、指定された開始日と終了日の間の営業日数を計算し、指定された週末の日と休日の日を除外します。例えば、=NETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, 週末の番号, 休日) と入力します。週末の番号は、週末として扱う曜日のパターンを表します(例:11は土曜日と日曜日を週末として扱います)。休日は、休日の日付が入力されたセル範囲を指定します。

私は、生産性向上に情熱を持つデータ分析とオフィスツール教育の専門家です。20年以上にわたり、データ分析者としてテクノロジー企業で働き、企業や個人向けのExcel講師としても活動してきました。
2024年、これまでの知識と経験を共有するために、日本語でExcelガイドを提供するウェブサイト**「dataka.one」**を立ち上げました。複雑な概念を分かりやすく解説し、プロフェッショナルや学生が効率的にExcelスキルを習得できるようサポートすることが私の使命です。